アダルトアフィリエイトという言葉に偏見がある人が多いですが、その「胡散臭さ」にも原因があるのではないでしょうか。
時々ニュースで見る「ワンクリック詐欺」。これってほとんどがアダルトサイトによるものです。急に画面に「入会が完了しました」「入会金99,800円を振り込んでください」といった文言が表示されるものです。
画面にはIPアドレスやプロバイダ情報を表示させたりして「身元がバレている」と思わせるのが常套手段ですが、もちろんこんなもの払う必要はありません。立派な詐欺です。
しかしこういうのは常にいたちごっこの繰り返しです。
最近はこんな事例もあるようです。
【衝撃事件の核心】アダルトサイト見てたら突然シャッター音、ついにここまで…スマホ対応で進化するワンクリック詐欺
2月、近畿地方に住む40代の男性から地域の消費生活センターに相談の電話があった。
スマホでアダルトサイトを閲覧し、画面に表示された「18歳以上」のボタンをタップした(押した)ところ、カメラのシャッター音が聞こえ、スマホには登録完了の画面が表示された。約9万円の利用料を請求された。
慌てた男性は、画面に表示された問い合わせ先の番号に電話。「取り消したい」と申し出て名前や住所を伝えた。だが、電話の相手はこううそぶいた。
「こちらには〝写真〟があるから払ってください」
だが、そもそもスマホでアダルトサイトを見ただけで、勝手にカメラが起動して、にやけ顔を撮影されてしまったりすることがあるのだろうか。パソコンの遠隔操作を耳にすることもあり、全く不可能ではないのかもしれないと不安に思う人も少なくないだろう。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の担当者によると、「ウェブサイトを閲覧するだけでスマホのカメラを操作したり、撮影した画像を送信させたりすることはできない」。
スマホの内側のカメラがあるのをうまく利用した詐欺です。これはシャッター音のようなサウンドを鳴らしているだけで、もちろん遠隔操作で撮影しているわけではありません。
しかし、これにダマされてしまう人がいるわけです。
はっきり言って、こんなものに騙される人はパソコン、スマホ、及びインターネットに触れてはいけない、と個人的には思います。
しかし逆に考えると、こんな人にまでスマホが行き渡りインターネットに繋がっているからこそ、アフィリエイトというビジネスが成り立っているとも言えるのですが…
しかしどちらにしても、私が何が言いたいかと言うと、「ワンクリック詐欺の広告を掲載しているブログは、詐欺業者に加担しているのと同じ」ということです。
私のところにも、問い合わせフォームなどを通じて業者から広告掲載依頼のメールが時々きます。
最初、向こうから掲載希望が来たのが嬉しくて、テストで広告を貼り付けしたことがあります。そして表示された広告をクリックしてみると、思い切りワンクリック詐欺広告でした。いきなり198,000円払えと表示されましたから!
もちろんすぐに広告は撤去しましたが、「こうやって個別にアフィリエイターと契約していくんだなぁ」と勉強になりました。まあ当然、アダルトASPもこんな詐欺広告は断るでしょうから…。
自身のブログにアクセスしてきてくれた人を騙すようなことをすると、リピーターになってくれないのはもちろん、詐欺サイトと見なされてしまいロクなことがありません。
目先の報酬も欲しいとは思いますが、この部分の線引きって絶対必要だと思います。
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