アダルトブログの、埋め込み動画が無修正でもアウトなので要注意

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アダルトアフィリエイトを行う人が一番気を付けるべき注意事項は、何と言っても「無修正画像・動画をUPしてはいけない」ことに尽きる。

海外サーバーだからとか関係なく、アップロードを行ったのが日本からであればその時点でアウト。それで検挙された例もあり、例えば前回の記事で紹介したこちらの記事もそれが理由である。

それを理解した上で、応用編。
自身がアップロードしていない作品を、ブログに埋め込んだ場合は?

無修正動画の「埋め込み」もアウト!

結論から言うと、これもアウト。
法律違反となる。

これは「無修正のコンテンツを、サイト上で閲覧できる状態にしていた」という観点のようだ。

そのコンテンツ自体は他者がアップロードしたものだが関係ない。それをサイト上で閲覧できる状態にすることが、同じようにアウトと見なされる。

これで理解は頂けるとは思うけど、よくありそうな例を2つ挙げてみる。

無修正動画埋め込みの場合

一番ありそうなのが、アダルトアフィリとしては定番の、動画紹介サイト。

主に海外の無料動画サイトにある作品を紹介するブログを運営しているとしよう。記事ごとにxVideosなどの動画を紹介する方法として、動画プレイヤー自体を記事内に埋め込む手法は定番だろう。

わざわざリンク先にとばなくても、自分のブログ記事内で動画再生をさせることができるのだが、ここで流される動画が無修正だったらアウトだ。

また、これも落とし穴になるけど、貼った動画自体がちゃんと修正されたモノであったとしても、関連動画一覧が表示されてそこに無修正があればそれもアウト!これは意外と見落としてしまいがちだ。

なので、その可能性がある場合は埋め込みを使わず、リンクで動画サイトに飛ばしているブログも多い。

アフィリ広告バナーにも要注意

動画だけじゃなく、画像埋め込みもアウトだ。他サイトにある無修正画像を呼び出す形式で表示させてもダメ。

ここで落とし穴として、無修正サイトのアフィリエイトを行うにあたり、ASPが用意している広告バナーが無修正画像を使用している場合、これを貼った時点でアウトだ。

これって仕組み上はまさに、他サイトにある無修正画像を呼び出す形式なのだ。

なので、広告バナーを貼る際は、素材の画像を必ず確認しよう。

さらに言うと、貼った時は問題なくてもASP側が後から画像を差替えた場合、知らぬ間に無修正を表示させてしまう可能性があるということをお忘れなく。

もしどうしても使いたい場合は、ダウンロードして自身でボカシ等を入れたうえでアップロードし直す等の手順を踏む必要がある。

リンクを貼ること自体は問題ない?

ここまで、動画や画像の埋め込み表示について書いたが、現状の法的に、無修正コンテンツが掲載されたページへのリンクを貼ることは特に問題ない。

これについてはいろいろ言われるが、もしこれがアウトであれば、検索結果としてそういうサイトも掲載しているGoogleなんて完全にアウトになってしまう。

リンク先の責任まで持てないし、あくまで責任は「自身のブログの範囲内」ということで解釈すればよいだろう。

とりあえずこの「無修正コンテンツを表示させない」ということさえ意識し、法に触れないように注意してアダルトブログを運営して頂きたい。

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