アダルトアフィリエイトと特定電子メール法。メール配信は下火?

アダルトアフィリエイターの方々は、いろんな手法で工夫されていると思います。

基本的にブログのように「作って、待つ」タイプ、いわゆる「農耕型」が多いはず。それに対してこちらからアプローチを仕掛ける「狩猟型」「プッシュ型」のマーケティングも存在します。

ウェブであれば、メール配信なんかまさにそうですよね。

そんな中で、知らぬ間に法律違反なやり方をしているものをたまに見かけます。わかってやっているならタチが悪いですし、知識がなくてやっているのなら早く気づいて欲しいところですが…

特定電子メール法を知る

「特定電子メール法」という言葉をご存知でしょうか。主に迷惑メール業者を取り締まるための法律です。広告宣伝の内容であれば、特定電子メール法の対象となり、法を違反している場合は罰則規定もあります。

もしメールを使った販促を検討しているなら、とりあえずこの3つだけはまず知っておきましょう。

※条文は小難しいので、わかりやすく簡潔に書きます。

オプトインについて

同意を得た相手じゃないとメールを送ってはいけないというものです。

メアド登録するときにチェックボックスにチェックを入れたり「同意する」を押したりするのは、このためです。

本人の意図しないところで取得したメアドに送るなんて、もってのほかです。

オプトアウトについて

受信者は、いつでも本人が望んだら、今後メールが届かないように解約ができる、というもの。

解約に応じなかったり、解約処理ができないというのは違法です。

送信元の所在を記載しなければならない

メールを送信する際に、必ず送信元の所在を明らかにする必要があります。

所在というのは、
・送信責任者名
・会社名
・住所
・電話番号
・メールアドレス

この辺りの情報です。メールに入っていればいいのですが、所在情報が記載されたサイトへのリンクがメール内にあれば、それでも問題ありません。

これ、アダルトアフィリエイトのメール配信となると正直厳しいですよね。こんなの自分の名前を入れて送りたくないはずです。

メールマーケティングは下火?

メールでの売り込みというのは、いかにメアドを取得してメールを送りまくるかです。情報商材業者なんかは未だにやっていますよね。

しかし、これも普段見ているメールボックスに届くから目を通すというもの。それが今はコミュニケーションツールがLINEやSNSに移っているので、メール配信では以前ほどの効果は期待できないかもしれません。

というわけで、もしこれからプッシュ型のマーケティングをはじめようとしているなら、メール配信はやめておいたほうが無難でしょう。法律が厳しいわりに見返りがあまりないとなると、メリットがありません。

今やるべきなのは、農耕型をとことん突き詰めることではないでしょうか。

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